TEAM WAX
わたしたちとワックスロンドン
ワックスロンドンを着る人々を東京の街中でキャッチ。浮かびあがった人物像についてのルポルタージュ。
シンプルで洗練されたデザインに加え、持続可能な素材やエシカルな生産方法にこだわりを持ったブランドである、ワックスロンドン。
日本に上陸を果たして数年が経つ2024年の秋冬。実際に身に着けているのは一体どんな人なのでしょうか?
そこには、多様なライフスタイルがありました。彼らに共通していたのは「自然体」である人物像でした。

秋月庸佑
ヘアメイク
「軽く、動きやすくて、仕事中や車を運転する時などすごい良いなと思いました。普段モノトーンが多いのですが、この配色はすごいしっくりきたので、これからかなり活躍しそうです。 今日履いているLemaireのパンツも妻とシェアしてるのですが、このアイテムもユニセックスで着れそうなので、妻に取られないようにします(笑)」
最近の楽しみは?
「サウナに少しづつ行ってみたり、散歩したりですかね。あんまりこれ!ということはないんですけど、仕事と家族の時間を大切にしながら、自分のペースで過ごせています」

近藤有倫 スタイリスト
「バスケット織の生地感が良く、とても着やすかったです。年齢的に、アメカジベースでも少し綺麗に大人っぽくまとめたいので、このシャツはそんな気分にぴったりはまりました」
最近の楽しみは?
「子供の保育園の送り迎えなど、家族との時間が中心になっていて、その中でランクル70、マニュアル車に買い替えて、車に向き合う時間を楽しんでますね。車内で聞くCDも収集し初めていて、ドリカム・エリッククラプトン、ノラジョーンズをゲットしました(笑)
」

三浦由貴
GMT プレス
「アメリカブランド、イギリスブランドを「らしく」着るのではなく逆をいくのが好きで、アメカジは綺麗に、ヨーロッパは土臭く着ることが多いかな。あとは自分の体に合ったサイズ感が全てだと思うので、そこは意識してます。このシャツも独特の生地感とフィッティングがすごい好きですね」
最近の楽しみは?
「神田伯山の講談を聞くこと。今はYOUTUBEでも気軽に見れるので、是非聞いてみてください!」
今一番欲しいのものはなんですか?
「世界平和、平和が一番です」

宮本岳 飲食店オーナー
「見た目は結構重さがあるのかと思ったんですが、着ると軽くて驚きました!シャツはあまり着ないのですが、軽いけど地厚でアウター感覚で着れるし、普段からよく履く太めのパンツとも愛称が良いですね」
今取り組んでいることは?
「代々木上原でオーナーをしている36.5℃ kitchenが10周年を迎え、今年からケータリング部門のessence(エサンス)も本格的に立ち上げました。ファッション業界の方々は普段からご贔屓にしてもらってるんですが、今後もより力を入れていくのでよろしくお願いします。あとは毎日お酒を楽しむために、週2でホットヨガに通って健康に気を使ってます(笑)」

瀬戸章汰
Greenwich プレス
普段からチェック柄を着るときは、いつも小ぶりな格子を選びがちなのですが、大柄なチェックも新鮮で気に入りました。大きなチェック柄のオーバーシャツとあえてリップストップ生地のパンツを合わせみるとさりげなく面白いなと思いました。
最近の楽しみは?
友人と集まって野外で卓球をして遊んでます。開放感があって気持ちいいですよ!ドイツを旅行中、公園には卓球台がよく置いてあるのを見ました。日本の公園にはめったにないですよね。。。風の影響を受けちゃいますけど、遊びなんでいいんです(笑)
気取らない、自然体な人へ
オーバーシャツというフィルターを通して分かった人物像。ワックスロンドンを着る人々には、どこか「気取らない、自然体な大人」の余裕がありました。そして、彼らの心の奥底には「遊び心を忘れないメンタリティ」が静かに息づいていました。忙しさや日々の喧騒の中で、彼らはふとした瞬間に小さな楽しみや冒険の余地を忘れない、そういう人々でした。ワックスロンドンのシンプルで洗練されたデザインは、彼らにとって無理なく自然体でいられるという点で、当然のように受け入れられていました。デザインに潜むディティールが、人々の日常に余白を生み出しているのではないでしょうか。イギリスで生まれたワックスロンドンは、シンプルでありながら自分自身の個性や遊び心を表現する術を知る、日本に住む彼らの生活に深く溶け込んでいました。
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